STORY

目次

あらすじ

「コエ」と呼ばれる思いの光が行きかう世界。
ヒトは「コエ」を使って
自分の主張をしたり、情報を得ている。
文字だけではなく、絵や小説も「コエ」
となって世界中に発信されている。
「コエ」を作るには、魔法のタイプライターが必要。

私、コトハは、魔法のタイプライターを使って
日々の思いを「コエ」に出している。
学校?行ってないよ。
外にも出ていない。

外の情報は、弟のミナトや父さん母さん
ヤギの妖精のななまるから聞いた情報だけ。

ある日、私宛てにコエが届いた。
「初めまして。私は、ウタノです。もしよかったら、お友達になってコエのやり取りをしませんか?」
・・ナニ? 私に?嘘でしょ・・。
とりあえず、返事しなくちゃ。
友達ってどうやって作るの?? ミナトが帰ってきたら聞かなきゃ!

世界観

「コエ」と呼ばれる思いの光が行きかう世界。
ヒトは「コエ」を使って自分の主張をしたり、情報を得ている。
文字だけではなく、絵や小説も「コエ」となって世界中に発信されている。
「コエ」を作るには、魔法のタイプライターが必要。
絵や小説の「コエ」を作る時には、魔法の紙にイラストを描いたり文章を打ち込む。
どこでも「コエ」を見るには、魔法の懐中時計が必要で持っている子供も増えている。
また「ウタゴエ屋」と呼ばれる「コエ」を扱うお店に行って見る事もできる。
「ヒト」は、動物と似たような姿をした「妖精」と共存しており一緒に暮らしている世帯もある。

用語

魔法のタイプライター

見た目は普通のタイプライターと変わらない。
魔法の紙に・・
・届けたい思いを入力する。
・届けたい内容(絵、小説など)を魔法の紙に書いたものを入れる。
ことで「コエ」と呼ばれる光に代わりウタゴエ屋に勝手に届く。
そのコエをウタゴエ屋が誰でも見られるように特殊な施しをして、全世界に発信している。
コエを見るためには、「魔法の懐中時計」を所持するかウタゴエ屋に直接行く必要がある。
コエだけを見るのであれば、魔法のタイプライターを所持する必要はない。
普通の紙に直接打つ場合は、普通のタイプライターと同様の仕様。

魔法の紙

魔法のタイプライター専用の用紙。
淡く虹色に光っているのが特徴。
普通のタイプライターでは使えない(紙詰まりを起こす)
魔法とうたっているが、普通の用紙同様、消耗品。

魔法の懐中時計

「コエ」を見るために必要なもの。
あくまで見る専用の道具であり、コエを作り出すことはできない。

コエ

魔法のタイプライターを用いて人の思いが光となったもの。
色は、ほとんど虹色。声と異なり音は聞こえない。
1度生まれたコエは、ウタゴエ屋に直接行かないと消すことが出来ない。

ウタゴエ屋

魔法のタイプライターから生まれたコエを世界中に発信、管理しているお店。
ウタゴエ屋の従業員は、コエを「かき消す※」力を持っている。

かき消す

ウタゴエ屋に届いたコエを全世界から消滅させること。

妖精

動物と似たような姿をしている。
浮遊することが出来るうえ、ヒトの言葉を話す。
どこからやってきたかは不明だが、ヒトと共に仲良く暮らしている。

コトハ

コトハ画像
「さて・・何を書こう。見ず知らずの人へのお手紙?小鳥のさえずりに感動したこと?
学校で嫌がらせをされて外に出られなくなった話?勉強が分からないから大人の人に尋ねてみる?
コエがあれば、自分を守りながら自由に言葉を発信したり、主張したりできる。
学校、行くの辞めてよかったな。」

紹介 本作の主人公。お母さんが買ってくれた魔法のタイプライターが宝物。入力は早い。
引きこもりで、コエを聞き、コエを発信する毎日を過ごしている。
家族仲は良いのだが、魔法のタイプライターにべったりしている。
気だるいオーラを出しているが、根は真面目。そして少し不器用。
コエを発信し続けて、初めての友達が出来るが・・?
デザイン 麦星すばる
声の担当 mai
ボイス

ミナト

ミナト画像
「僕は、コトねえも幸せになってもらいたいなあ。
友達へのお手紙、小鳥のさえずりを太陽の光を浴びながら聞く、勇気をもって第一歩を踏み出す。
勉強が楽しくなって、友達に勉強を教える、そんな未来も悪くないと思うんだけどなあ。」

紹介 コトハの弟。学校にきちんと通っており、友達がたくさんいるムードメーカー。
ポジティブで話し上手。コエやタイプライターの扱いについては疎い。
しかし、コトハのコエのやり取りを見て、的確なアドバイスをすることが出来る。
デザイン RINGO
声の担当 犬神あう
ボイス

ななまる

ななまる画像
「魔法の紙は、きらきらしていてきれいなのネ!」

紹介 コトハの家で暮らすヤギの妖精。コトハとミナトが大好き。
魔法の紙のすべすべ感が好き。読んでも読まずとも便箋は食べない。
~なのネ!が語尾。引きこもりのコトハを心配するあまり唐突することも。
デザイン 麦星すばる
声の担当 白鷺風羽
ボイス

ウタノ

ウタノ画像
「コトハちゃん、ごめんね。今日はお友達とピアノのレッスンなんだ。」

紹介 コトハのコエを聞いてお友達になってくれた子。
コトハが住んでいるところより、少し遠い場所にいる。
まだ2人は直接出会ったことはない。
デザイン 麦星すばる
声の担当 宮守計都
ボイス

シノブ

シノブ画像
「一度世に出たコエは完全に消えるわけではない。人の心には残るからね。
そして、コエをかき消したからと言って許されるわけではないんだよ。」

紹介 にこにこしている優しいお兄さん。コトハたちのコエのやり取りを見守っている。
コエをかき消すのが従業員で一番早い。
しかし、不適切なコエをかき消すことですべてが許されるわけではないことを知っている。
デザイン RINGO
声の担当 殯宮nayuyu
ボイス